ホラーフリーゲーム 感想
私はホラーフリーゲームが好きです
最初は単純に「ヘタ鬼」というヘタリアと青鬼の二次創作ゲームがおもしろかったので、原作の青鬼が気になってとあるゲーム実況を見、青鬼のそのホラーゲームがおもしろかったのにあります。
他に、うごで一時期Ibというフリーゲームが流行りました。そのフリーゲームも見たところ、非常におもしろく、また、他の実況されたホラーフリーゲームがとてもおもしろいのです。
それ以来、私はホラーフリーゲーム……の実況を見ることが趣味になりました。
結構見てきたので、その色々なフリーホラーゲームの感想を書いてみることにしました。
あらすじ、どうおもしろいのか、気に入ったところ、また、たまに改善してほしいかな、っていうところを書いていきます。
ちなみに、なぜ実況かと言いますと、私はプレイに関して非常にキチン。しかも、一人で怖いのをやるほどの度胸はありません。キーをまともに叩けないぐらいガタガタしてしまいます。なので、実況者の方と一緒にガタブルしてます(笑)
『Ib』
・あらすじ
ゲルテナの作品展示会を見に、家族と美術館を訪れたイヴ。両親が受付をしている間、先に作品を見て回ることにしました。
ところが、気が付くと周りにあんなにいた人はいなくなっていました。おかしいな、と思い、美術館の中を歩き回ると、美術館がどこかおかしいのです。
そして、「おいでよイヴ」という文字に誘われ、イヴは作品の世界へと入っていきました……
・感想
全体的にバランスよくでき、ストーリー、音楽、キャラクター、そして脅かし方がとてもよかったです。とにかく完成度が高い!
謎解きは簡単で、初心者向きですかね。ただ、途中、大量の敵に襲われることがあるので、そこは個人的には難しいです。
バラの花ビラがライフポイントになっていて、1回襲撃、罠にかかるごとに1減っていきます。
バラの花びらと自分の命はつながっていて、ENDによってはそれがただ残りの命を指し示すだけのものではなくなってきます。
最初はただただ怖く、石像が動いたり、壁から手が出たり、絵の女が追いかけてきたりと、とにかくもうひたすら怖いです。音楽も不気味でおどおどしく、人形や絵などの美術館だからこその怖さが増します。
まさかのオネエキャラあり(笑)イヴちゃんがとてもかわいいです。
ENDは5つあり、個人的にはどれも切ないですが、一応正規ENDはハッピーです。
「忘れられた肖像」というENDがおすすめですかね。切ないので、そういうの苦手な人には勧められませんが。
流行った理由がわかるフリーホラーゲームの一つです。
『魔女の家』
・あらすじ
魔女がいると言われる森に来たヴィオラ。森を出ようとするヴィオラの前には茨が茂り、外に出ることができなくなっていました。
仕方なく奥へと進む彼女の前に、一軒の家がありました。
彼女はその魔女がいると言われる森の家に入り……
・感想
鍵を使わないでストーリーを進める、斬新でおもしろいです。
どういうことかと言いますと、進む道には鍵がかかっているか、即死トラップがあるかの二択。それを回避するためにはどこかで誰かが鍵を開けてくれる、または即死トラップが発動しなくなる、など。
また、このゲームは人間にとって怖いと思うことを細部までこだわっています。
「今、何かいなかった?」「今、何か動いた気がするけど?」など、気のせいだったんだ、と自分に言い聞かせたくなるぞわりとさせる演出がうまいです。
即死トラップが多すぎて、逆にそれはそれで楽しめちゃうのが不思議ですが。
ゲームとしての完成度はこちらも高く、真ENDもノーマルENDもどちらも切なくさせます。
おすすめの一つ。
しかし、グロテスクなシーンが多々あるので注意です。
『怪異症候群』
・あらすじ
午前3時
主人公の姫野の元に親友から「助けて」のメール。
この時間にこんなメール送って来るなんておかしいと感じた姫野はすぐに親友の家に向かいました。そこで見たのは、包丁を持って追いかけてくるクマのぬいぐるみと、ありえない姿で徘徊や動き出す親友の家族の死体たちでした……
・感想
これは題名通り、怪異と呼ばれる普通ならありえない現象が親友の引き起こした怪異の一つによって、姫野に次々と襲い掛かってくるゲームです。
「ひとりかくれんぼ」「くねくね」「猿夢」それぞれ検索してはいけないワードに入る有名な怪異が立て続けに引き起こされていくのが想像すると恐ろしいです。
わけのわからない物体が追いかけてくること自体、怖いですが、正直、椅子やらツボやらを投げつけて撃退する主人公がたくましすぎる(笑)トイレで入ってきた猿夢を殴って撃退した時点で主人公たくましさが振り切ってます。
基本的に逃げるゲームで、謎も簡単。猿夢なんて、もうどこからでも襲ってくるんだな!!と突っ込みたくなるレベルに色んなところから出てきてびっくりします。
この3つの怪異についてはおもしろいの一言。所々でセリフはありますが、怪異が出ているときはあまりセリフはありません。それでもストーリーはできていて、見てる方としてもこの怪異の嵐の謎が気になってきます。
しかし、このゲームが残念なところが、4章。怪異の正体と決着をつけるとき。
どうも違うゲームをやっている感じがし、他にラブコメのような要素が入ってきて、物足りな感やどこか気持ち悪い感じがしました。4章で今までのよかったな、と思う要素を壊された感じがしました。ここが残念で仕方がないです。もう少し他の方法で決着をつけてほしかったなあ……
『マッドファーザー』
・あらすじ
幼い頃から父は地下で何かよくないことをしている……人や動物の叫びが聞こえてくる……。
そんな特殊な環境にいながらも、一年前に死んだ母の言うとおり、そんな父でも大好きな主人公アヤ。
ある夜中にやけに嫌な雰囲気に目を覚まし、自分の部屋をでたアヤの前に、無数のゾンビたちや幽霊たちがいました。
ゾンビたちに怯えながらも父のことが気がかりになり、地下に向かうアヤ。そこには死んだはずの母の姿と、母に地下の底へと連れて行かれる父の姿がありました
アヤは両親を追いかけ、地下へと足を踏み入れます
決して見てはいけないものがあるとは知らずに……
・感想
一番に思ったのは、アヤちゃんのグラフィックと所々の声が可愛い!!(笑)
もう、このゲームの見どころの一つとして本当に色んなグラフィックが凝っていて、女の子可愛い、お母さん美人です(笑)
最初は題名とは違い、確かに何か人としてどうなのかと聞きたくなることをしているのがうすうすわかる父の行動の描写はあるものの、どこかアヤのことを大事に思い、愛している父の姿があります。特殊な環境とは言え、アヤが父のことが好きでいる理由がわかるような気がしました。
しかし、地下に降りていくほどに狂気は満ちてきて、アヤの行動もだんだん狂気に満ちてきます。
人形の目を欺いて色んな物を入手したり、罠をしかけたり。割と暗号関係というより、行動で道を切り開いていくことが多くて非常に面白い。ちょっと考えないと打破できないのですが、いずれも少し考えれば見えてくるものばかり。
途中ゾンビに襲われたりしますが、Zボタン連打で助けたりの要素が楽しいです。
これもマルチENDですが、どのENDもぞわりとさせるEND
マッドファーザー、まさに題名通り
ホラーゲームとしてクオリティはとても高く、ストーリーがおもしろいのでおすすめです
『愛霊の贄』
・あらすじ
気が付くと知らない部屋にいた主人公。
自分の顔も、名前も何もかも覚えていない彼はその家の中を調べることにしました。
しかし、そこには長い髪の女が主人公をおいかけ、逃げながらあるものを調べていくうちに、その世界に入り込むことがわかりました
どの世界の主も口をそろえて彼に言います
「ああ、1000回目おめでとう。何のことか君はわからないだろうね。わからなくてもいい。そしてまた君は、ここにくるよ。
絶対にね……」
・感想
ホラーゲームというのか……?
一応逃げゲーです。しかし、逃げる要素は本当に少ないです。
ホラーとしてはあれですが、ストーリーは個人的にとても好きです。音楽と言い記憶が戻っていく様子と言い、切なさが半端じゃないです
霊の正体、主人公が何故覚えていないところに何回も来ているのか、謎がとけていくと、涙が出てきました
初心者にもできる難易度が低いゲームです
今回はここまでにします
また気が向いたら書きます