フリーホラゲーを呟く会

ホラーフリーゲームの感想を不定期に呟く。時々痛い小説があったり。

2012-01-01から1年間の記事一覧

Record Of A War In Cross World  13話

物資の調達部隊がこちらにくる。随分夜も更け、そろそろ寄宿舎の点呼が始まる。一応寄宿舎のリーダーに連絡はしてあるから大丈夫なんだけど。 さっきまで勉強の一環としてある症例を20、30ぐらい読み込んでいたのだが、気がつけば真っ暗になっていて、ま…

Record Of A War In Cross World  11話

ウィルが何か考えている。 剳乱がウィルにお茶を出してからずっと何かを考え続けているのだ。とても真剣な顔で。 剳乱はいつものようににっこりと笑ったままどうしたの?とウィルに声をかける。彼がこういう顔をするときは、大抵、大したことじゃない。大し…

「うごメモはてなユーザーへ100の質問!」に回答!

「うごメモはてなユーザーへ100の質問!」に回答します!> id:ugomemohatena 01. うごメモを始めたのはいつから? 中学2年の12月初め だから、今、4年目突入してるかな? 02. はてなIDやニックネームの由来を教えて! ユザネの由来は、獣の奏者という本…

冬休み

今日から冬休みっす オレのいるところは大概28日まで学校あるんだが、オレのとこは国立のせいか結構長い 7日には学校だけどな それはそうと、1か月半もある夏休みよりも2週間前後しかない冬休みの方が宿題の量が多い気が← とりあえずあげてみる ・夏休…

初めまして

ダイアリーより簡単に記事が書けた件について。 こっちには小説ではなく、オレのくだらん日常の話でも書いて行こうかと思います。 よろしくです

Record Of A War In Cross World  9話

リクが食堂に入ったのはいつもの時間帯から随分後だった。 いつもだったらこの時間には情報塔に戻っているけど、僕のストレス発散&リクのストレスはけ口の貴重な時間だ。何かあったのなら、尚更僕はここに残った方がいい。僕の夜のためにも。 僕は笑みを浮…

Record Of A War In Cross World  7話

先輩たちが僕におやすみーなどと声をかけてくる。この先輩たちは確かこっちの方向に部屋などなかったはずだ。わざわざご苦労なことだ。いちいちここまで来るとか、どんだけなんだ、暇人。 いつものように適当に心の中で悪態をつくものの、僕は笑顔を崩さずに…

ROCの他国キャラ配分

ひよりsと相談して追加していく予定 基本的に他国にいる人ら B国(ルーサン) リサ 国内有数の薬草・食物などの商売をしている裕福な商人の娘。明るく、元気がいっぱい。たまに商品についての相談や、様子を視察しに色んな国に行く。その先で出会ったリナ…

Record Of A War In Cross World  5話

まず聞こえたのはヒカリの爆笑する声だった。オレの顔をヒカリは指差して笑っている。笑いすぎて呼吸ができない状態にまで入ってる。腹筋いってえ、とか言ってる声がひどく耳障りだ。 「っるせえな、ヒカリ!!」 「だってwwwww待ってwwwwwその顔…

Record Of A War In Cross World  3話

「っだよ、アイツ!!」 オレの拳に反応したヒカリが枕を持って構える。どうせそうすると思っていたから、思いっきり枕を殴ってやった。ヒカリの腕が若干ぶれ、拳の勢いにおされてヒカリは多少後ろにずれる。まあ落ち着けって、とヒカリは楽しそうに笑いなが…

Record Of A War In Cross World 〜1〜

「次っ!!」 教官の声に反応し、5人一斉に走り出す。 手にもつ銃はおよそ10kg。決して軽いものではない。 だが、それで全力ダッシュできなければ何もできない。そうやって持った銃を背中に回し、棘だらけの狭いコースを匍匐前進で抜ける。 オレは元々…

Record Of A War In Cross World 〜プロローグ〜

もしこの世界が平和だったのなら もしこの世界に武器が必要でないのなら もしこの世界に戦争もテロもないのなら もしこの世界に誰もが満足できているのなら…… どんなに素晴らしい事かは容易に想像がつく。 それはそうだ。避けられるのであれば、争いはしない…

生キタイ

冷たい手がオレの頬をなでる。ぞっとするぐらい冷たくて、背筋が凍る。 それと同時にねっとりとした感触が唇に伝わる。無遠慮に侵入してくるその舌に抵抗すらもできないまま、嫌悪感だけが全身に巡る。 嘲笑う顔。 怯えるオレをおもしろがる。 何がおもしろ…

キセキ

高熱で倒れ、冷たい床で薄いタオル一枚で震えるオレ。頭はクラクラするし、体中が痛い。泣きたくなるくらい痛い。 のどが渇いた。 でも、高熱でも水道の水は飲ませてもらえない。近くのバケツにたまったひどく濁った雨水を口に含む。ちびちびとなめるように…

ある日の寒空の下で

寒空の下、オレはその場に立ち止まる。息を吐くと白い息が頼りない街灯の光の下にうつる。空気は澄んでいて、空を見上げると群青色のキャンパスいっぱいに星が光輝いている。月光がない分、余計に綺麗に見える。 オレはぐいっと唇を拭う。切れた口の中が痛く…

怒気

ぼうっとした目で宙を見つめる彼。 かわいそうに。 オレはそうつぶやく。彼の目を見てわかる。彼は決して幸せなんかではない。 彼はここで記憶を失った。彼の愛しい人をその手で殺す手伝いをさせられて。 もちろん彼は悪いだろう。 なぜなら彼は精神的にとて…

マリオネット 〜記憶の彼方〜

何があったんだっけ? 思いだそうとするたびに頭が痛くなる。まるで、思い出すなと言わんばかりに。 すっと気がつくと左手に手を触れている。もうすでにない青くて綺麗だった指輪と、不格好ながらも綺麗な腕輪。あれは一体何だったのかわからない。何一つと…

Gray City〜灰色の街〜 プロローグ

最初に宣言しておこう。 これは、バッドエンドである。 彼が救われることはない。 彼の存在は、誰も知らないだろうし、まして覚えてなどいないだろう。 だが、彼は存在したのだ。 それならなぜ私が覚えているのか? 詳しく言うと、私も最初は彼のことなど覚…

新連載 「Gray City〜灰色の街〜」について

昨日見た夢から想像し、話をつけようと思ったもの。 この夢はすごく怖く、何度も何度も泣きそうになりなりました。 でも、考えさせられる夢。 オレはこの夢を小説という形にして残しておきます。 オレらの未来のためにも……

外伝3

観客席から見下ろす。 ゴーグルをした細身の割に筋肉がある男性が一人、自分の倍近くあるであろう男のパンチを頭を伏せて避けると同時に足払い。 そして、腹に拳を叩き込み、顎を蹴りあげる。その戦いぶりに思わず口笛を吹きたくなる。 なるほど、あの男か。…

オールナイト

たまにはブログらしいことでも。先日、何とオールナイトしましたー///// いや、ね……。 チャット開いたら、普段来ないような人たちが結構来てくださって、テンションあがりまくって、ぶっちゃけ、8時くらいから11時くらい、11時半から朝の6時までやれち…

価値

※エル君の最近考えていること ※ものすごく鬱な話 ※幸せで、幸せであるゆえに悩んでいる ※うじうじしまくってるだけの話 ここにいてもいいよ。 そうやって言ってもらえた。 ここにいてもいいんだ。 ここで笑っていてもいいんだ。 認めてくれる人が存在するこ…

とある平和な一日

午前5時半。 いつもの時間だ。 目覚ましを止め、起き上がる。窓の外を見る。今日は快晴、日差しは強い。暑くなりそうな日だ。あくびを一つして、伸びをする。 ベッドから降り、冷蔵庫にまず向かう。冷えたプリンを一つ出す。まずは糖分を補給。何があっても…

※いつもながら若干鬱っぽい ※ジュバレ×エルクと、いわゆるBL(( ※エルクのオリストとの差が激しい ※ジュバレ君が書けているか微妙 ※マリオネットのハッピーエンドは考え中で、これはその後の設定 ※彼には幸せになってもらいたいものだ 走る。 暗い中をひ…

マリオネット もう一つのBAD END2

「おや、おかえりなさい。……? 元気ないようですねえ?」 いつもと同じ笑顔のあの人。その冷酷さも、その残酷さも、狂人っていうことも、オレがよく知っている。でも、それでも、今、ここに立って、あの人の顔を見れることに喜びすら感じている。 「……少し気…

マリオネット もう一つのBAD END1

足払いされ、地面に叩きつけられる。とっさに受け身を取ったものの、その衝撃は体に直撃し、じんわりと痛んでくる。無駄だとわかっていながらも、このなんとも言えない恐怖に耐えられず、起き上がって逃げようとした。 「!!」 ぐいっと足を引っ張られ、次…

カケラ 1

幼い手で求めていた。まだ生きたいと泣いていた。 君は世間では生きてはならない人間の種類と言われていて、これまでに何度となく命を狙われただろう。 オレは君をそんな目に合わせた側の人間なのに、君はそれでもすがるような目で、すがるような表情で、オ…

「オレが世を語る」意見

すらりんくsが出しているメモに対する意見文的なのです。 かなり意味がわからないと思うので、すらりんくsのメモの詳細を見てから読んでください。 結構真面目だけど、厨二臭くなっているかもしれない、厨二だから、元々の性格が。 すらりんくsのメモのコ…

とある奴らの騒動記2

インターホンを破壊された。 冒頭からなんてぶっとんだ文が出てくるんだろうか。インターホンとかあんま使う奴もいないし、正直いらねえなあ、とは思っていたが、まさか、こんなところでぶっ壊されるとは思っていなかった。 えーっとな……。とりあえず、状況…

とある奴らの騒動記1

オレらの世界はとある奴に作られた。それが作者というとんでもないうざい奴だったりする。神でもなんでもないのに、この世界を作ったと言って褒めてもらって、調子に乗っているというとんでもないバカでもある。 まあ、そんなバカが、たださえもセンスないと…