フリーホラゲーを呟く会

ホラーフリーゲームの感想を不定期に呟く。時々痛い小説があったり。

NORMAL ABNORMAL 1章 1

かつてこの世界は65億の人間が存在した。そして、人間は「種族」として大きく二つに分けられていた。 「ノーマル」 いわゆる普通の人間だ。色が白かったり、黒かったり、瞳が違ったりしたが、彼らの体質に大きな違いはない。 「ノーマル」は世界人口の約8…

Record Of A War In Cross World 17話

ガタガタと揺れる車の中、新米兵士たちが緊張でこわばった顔をしている。まだ訓練を初めて二か月いくかいかないかの状態だから、それは仕方がない。避難誘導で直接関わらないとしても、来たら市民を守らなくてはならない。例え、盾になってでも。随分と新米…

Lua Nova 1章 2

―どうしてこんなことをするの? ―ねえ ―許して!! ―お願いだから…… ―それを返して… * * * * * * * * 生きている人間の声は、非常に頭の中に響いてくる。頭が痛くなるぐらい。相方である店の端っこのテーブルに座ってカメラをいじっている男を見て、…

Lua Nova 1章 1

「ねえねえ、オーナーさん!」 「……なんでしょうか?」 「この店の名前って、どういう意味?」 中学生1,2年生に見える少女。あどけなさをその姿に宿し、無邪気に笑っている。この店の物静かな雰囲気とは合わない元気がいい印象を強く受ける。 一方オーナ…

Lua Nova 

私が若かった時、よく行っていたカフェがあった。 その店は「Lua Nova」と言った。 別にこれと言った特徴はないが、古いが、レトロというおしゃれな感じがする。物静かな場所に建つそのお店には、若めの店主が一人と、常連なのか従業員なのかはっきりしない…

いい子

ねえ、ママ。 僕はその人に手を伸ばす。僕を見ようともしないその人。大きな影で、僕から離れていく。 ねえ、待ってよ、ママ。 僕の目から涙が溢れた。出ない声。泣いてる音しかしなくて、僕の泣き顔はぐちゃぐちゃになるだけ。 僕を待ってくれないママ。い…

ホラーフリーゲーム 感想3

『マヨイガ』&『オシチヤ』 ・あらすじ 『マヨイガ』 母親に連れてこられ、一人知らない部屋に閉じ込められた女の子。そんな女の子におばあさんがおにぎりを持ってきました。お腹が空いた女の子はそれを食べようとしますが、その時小さな声が聞こえてきまし…

ホラーフリーゲーム 感想2

『カノウセイ』 ・あらすじ 主人公のまことはとてもまじめな生徒。どんなに急いでいても、車が通っていなくても、信号をきっちり守る。 しかし、友人の隼人はいつもテキトーで、自分中心、自分がルールなので、まこととは正反対とも言えます。 そんな二人が…

ホラーフリーゲーム 感想

私はホラーフリーゲームが好きです 最初は単純に「ヘタ鬼」というヘタリアと青鬼の二次創作ゲームがおもしろかったので、原作の青鬼が気になってとあるゲーム実況を見、青鬼のそのホラーゲームがおもしろかったのにあります。 他に、うごで一時期Ibという…

ストスト資料3

あらすじ 犯人、哀れ インとエルクは途中迷っている犯人を見つけ、ケンカを中断した。全てはお前らが元凶だ、と言わんばかりに殺気を放ち、インはボールペンを、青葉は腰に持っていたサイレンサーつきの銃を二丁抜いた。あはは、もう、なんていうか、やりた…

ストスト参考資料2

あらすじ インが赤い髪の誰かに飛び蹴りをくらった ってえ、と言いつつ体を起こすイン。痛いで済んで、ケロッとした顔で立ち上がっているあたり、インは只者ではない。 「……なんだ、生きていたか」 そんな不謹慎な言葉を普通に言える人がいる前でインの異常…

ストスト参考資料

ライムs宛て あらすじ 転入早々楓の学園に強盗したてのほやほやの犯人らが警察に追い込まれ、逃げ込んできた それを狙わないわけがなく、学園の人ら総出で捕まえ……るはずもなく、なんとみんなで楓の力量をみるという名目で楓一人で犯人全員の捕獲を命令 し…

知らない君

―いつかきっと終りはくるさ ―どんな状況だって生き残ってやる ―外の世界がどうなのか、お前は気にならないのか? ―外の世界に出よう ―お前と一緒に ひょいっと訓練場を覗いてみる。若い連中が今日も元気よく返事をし、厳しい訓練を受けている。この光景は何…

臨時収入

今週のお題「臨時収入が10万円!何をする?」 ほうほう……これはまた中途半端な額が来ましたね いや、こういうのは好きですよ? 100万円、1億円よりはまだ現実的ですし 私なら恐らく、ゲームソフトを何本か、漫画、あとは文具関係に費やします 文具関係と…

千本桜 【ノーマル アブノーマルで替え歌】

大胆不敵に微笑む少年 両手に双剣毒舌剣士 可愛いマークの小物を身に着け 静かに抱かれる幼い少女 色んな町を通り抜けて 東奔西走なんのその 人間獣人狙っているよ 赤目の男 小さな桜夜に紛れ 彼の居場所教えてくれ 君はどこに?わからないよ その狭い部屋を…

テストぉ……

期末テスト期間中です もう、結構疲れました 専門である測量なんかもう、公式とか計算方法とか多すぎだし、証明なんかもう記号ばっかでわからんし 日本史はもっとひどいですw 数字が一致してなくて、わかるまでに多少苦労しました あとで訂正にきたのですけ…

ケッペキショウ

最近、すこっぷさんのケッペキショウという曲にはまっています。 汚い感情、嫌な思い、幸せを求めすぎてこんなにも汚い人間。 結局は人間なんて利己主義だ。 「人それぞれ」それなら何故あーだこーだいうの? それならいっそ、教科書作ってよ。 汚い汚い汚い…

今更なんですが

自分が住んでいる県ではよく雪が降ります。 山の方なんかは特によく降り、ヘタすれば2、3M程、つまり、家の一階部分がすっぽり埋まってしまうほどの雪が降ります(本当によく降りますw) なので、毎年私が入っているとあるクラブでは山に小学六年生以上…

バレンタイン事件

今週のお題「バレンタインの思い出」 自分が中学生の時でした。 当時自分にとってのバレンタインは、もらったらホワイトデーにお返しする、つまり、友チョコも何も作らない主義でした。 そもそもそれほどバレンタインで友チョコもらうほどの友人がそれほどい…

ゲームシナリオと新しい小説について

ゲームのシナリオですが、現在様々なフリーゲームを見て参考にしています マッドファザーっていうのがどうも進み方が好きです でも、ホラー要素が製作のゲームではほとんどないので、使えないぜ……チッ 3月にはまたシナリオ製作を開始します 小説について 言…

Record Of A War In Cross World 15話

「あー、疲れたー!」 「お疲れ様〜、しっぶーいお茶でも淹れてよ」 自分で淹れろよ、とリクは文句も言いつつも荷物を自分の机の側に置き、キッチンに向かう。久々にリクのお茶を飲めると思うと、わくわくする。 リクはあのおいしい食事を提供してくれる食堂…

Record Of A War In Cross World  13話

物資の調達部隊がこちらにくる。随分夜も更け、そろそろ寄宿舎の点呼が始まる。一応寄宿舎のリーダーに連絡はしてあるから大丈夫なんだけど。 さっきまで勉強の一環としてある症例を20、30ぐらい読み込んでいたのだが、気がつけば真っ暗になっていて、ま…

Record Of A War In Cross World  11話

ウィルが何か考えている。 剳乱がウィルにお茶を出してからずっと何かを考え続けているのだ。とても真剣な顔で。 剳乱はいつものようににっこりと笑ったままどうしたの?とウィルに声をかける。彼がこういう顔をするときは、大抵、大したことじゃない。大し…

「うごメモはてなユーザーへ100の質問!」に回答!

「うごメモはてなユーザーへ100の質問!」に回答します!> id:ugomemohatena 01. うごメモを始めたのはいつから? 中学2年の12月初め だから、今、4年目突入してるかな? 02. はてなIDやニックネームの由来を教えて! ユザネの由来は、獣の奏者という本…

冬休み

今日から冬休みっす オレのいるところは大概28日まで学校あるんだが、オレのとこは国立のせいか結構長い 7日には学校だけどな それはそうと、1か月半もある夏休みよりも2週間前後しかない冬休みの方が宿題の量が多い気が← とりあえずあげてみる ・夏休…

初めまして

ダイアリーより簡単に記事が書けた件について。 こっちには小説ではなく、オレのくだらん日常の話でも書いて行こうかと思います。 よろしくです

Record Of A War In Cross World  9話

リクが食堂に入ったのはいつもの時間帯から随分後だった。 いつもだったらこの時間には情報塔に戻っているけど、僕のストレス発散&リクのストレスはけ口の貴重な時間だ。何かあったのなら、尚更僕はここに残った方がいい。僕の夜のためにも。 僕は笑みを浮…

Record Of A War In Cross World  7話

先輩たちが僕におやすみーなどと声をかけてくる。この先輩たちは確かこっちの方向に部屋などなかったはずだ。わざわざご苦労なことだ。いちいちここまで来るとか、どんだけなんだ、暇人。 いつものように適当に心の中で悪態をつくものの、僕は笑顔を崩さずに…

ROCの他国キャラ配分

ひよりsと相談して追加していく予定 基本的に他国にいる人ら B国(ルーサン) リサ 国内有数の薬草・食物などの商売をしている裕福な商人の娘。明るく、元気がいっぱい。たまに商品についての相談や、様子を視察しに色んな国に行く。その先で出会ったリナ…

Record Of A War In Cross World  5話

まず聞こえたのはヒカリの爆笑する声だった。オレの顔をヒカリは指差して笑っている。笑いすぎて呼吸ができない状態にまで入ってる。腹筋いってえ、とか言ってる声がひどく耳障りだ。 「っるせえな、ヒカリ!!」 「だってwwwww待ってwwwwwその顔…